フレキシブルデイツ
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民泊プラットフォームAirbnbが2020年10〜12月期決算を発表。こちらも去年12月に上場してから初めての決算だ。
- 売上高は前年比22.4%減の8.6億ドル
- 営業損失は31.0億ドルで、そのうち28億ドルは株式に基づく報酬費用
- 取扱総額は59.1億ドル(前年比30.5%減)
予約件数は前年比38.9%減の4,630万件となった。10〜12月は新型コロナの第二波が世界を直撃。米国の新規感染者数は多い日で25万人超。回復傾向にはあるが、経営環境は依然として厳しい。
2月24日に宿泊検索の新機能「Flexible Dates」をリリース。正確な日付ではなく「週末」「1週間」などのざっくりした期間で宿泊先を探すことができる。
リモートでの仕事や勉強が可能になったことによって、旅行の自由度はあがった。2021年はこれまでのところ、3分の1以上のゲストが宿泊の日程や場所に関して柔軟に対応してきたという。Airbnbはこの傾向がコロナ後も続くと考えており、今後も見据えての機能追加だ。
2021年1〜3月期に関しては具体的な数字開示はまだないものの、「売上高の減収率は今四半期よりも小さくなる」と予想している。