2021年02月26日 07:20
急増するオンライン需要
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米アパレル大手のGAPは2月24日、1.4億ドルを投じてテキサスにEC用の物流拠点を新設すると発表した。コロナ禍で急増するEC需要に対応し、実店舗での販売の落ち込みを吸収したい考えだ。

今年4月に建設を始め、2022年8月からのフル稼働を目指す。元々建設予定はあったが、コロナを受けて前倒ししたという内容だ。

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面積はおよそ85万平方フィート(東京ドーム1.7個分)。在庫管理や配送の自動化を進め、1日に最大100万ユニットの商品を取り扱えるようになるという。

2023年までに500人超のフルタイム従業員を雇う方針も明らかにし、雇用創出への貢献もアピールした。新拠点を携え、2023年度までにEC比率で50%を目指す。

2020年7〜10月期決算では、実店舗売上は前年比20%減の23億ドルとなった一方、EC売上は61%増の16億円と全体の4割を占めるまでに拡大した。