2021年02月24日 07:00
「Fiverr」型へも参入
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フリーランサーのマッチングプラットフォームを手がけるUpworkが2月23日、2020年10〜12月期決算を発表した。

「Elance」「oDesk」が2013年に合併してできた会社で、2015年に「Upwork」に社名を変更。日本のクラウドワークスのような「買い手主導」型のクラウドソーシング事業を展開する。

  • 売上高は前年比32%増の1億600万ドル
  • 営業損益は66万ドルの黒字(前年は688万ドルの赤字)
  • 2021年1〜3月期は売上1.07億〜1.09億ドル(前年比29〜31%増)を見込む

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2020年通期では、売上高は前年比24%増の3億7300万ドル、営業損益は2200万ドルの赤字(前年は1800万ドルの赤字)となった。

リモートワーク拡大が追い風だ。10〜12月期のプラットフォーム上での取扱高(GSV)は7億2700万ドル。前年比の増加率は33%増に加速した。

サービス手数料などの「マーケットプレイス売上高」は前年比34%増の9700万ドル。テイクレートが13.5%と前年から0.2ポイント上昇した。

Upwork自身が仕事を受注する「マネージドサービス売上高」も前年比15%増の920万ドルに拡大した。

直近ではフリーランサーが自身のスキルをパッケージ化して販売できる「Project Catalog」を本格的に開始。ココナラやFiverrのような「売り手主導」のクラウドソーシングサービスにも展開する。