2021年02月22日 07:00
東京ドーム、2.4個分
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EC事業者向け物流サービスを手がけるイー・ロジットが、ジャスダック市場への新規上場を承認された。上場予定日は3月26日となっている。

MBAホルダーの角井亮一社長が、物流会社勤務などを経て2000年に設立。主要顧客にはLDH JAPANやカーブスジャパンを抱える。

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EC事業者が抱える悩みをワンストップで解決できる幅広さが強み。商品管理や梱包、配送の代行に加え、ECサイトに載せる商品写真の撮影やカスタマーサポートまで請け負う。

東京や大阪に5つの物流拠点を構え、延べ床面積は3万4000坪と東京ドーム2.4個分。衣料品や雑貨、化粧品など幅広い商材を取り扱う。倉庫内の商品の消費期限や入出荷量などを自動で管理するアプリも自社で開発している。

経済産業省によると、2019年度の物販のEC化率はアメリカで10%、中国で35%だった一方、日本は7%にとどまった。コロナ禍でのECシフトの加速も踏まえ、成長余地は大きいと会社は説明する。

想定株価は1,500円、上場時発行済株式総数は3,400,000株、想定時価総額は51億円。