2021年02月22日 07:00
赤ちゃんメディア、新規上場へ
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妊娠・出産・育児の専門メディア「ベビーカレンダー」が2月19日、東証マザーズへの新規上場を承認された。

クックパッドの子育て支援サービスが前身で、2017年5月にMBOを実施。広告枠を販売するメディア事業に加え、産婦人科向け事業とWebマーケティングを展開している。

  • 2019年12月通期の売上高は6.0億円(前年比22.9%増)
  • 同じく経常損益は0.3億円で黒字化
  • 「ベビーカレンダー」月間利用者数は875万人以上(2019年10月時点)

ベビーカレンダー

「ベビーカレンダー」に掲載する記事は、医師や助産師、保育士など約40名の専門家が監修を行っている。また、出産予定日や赤ちゃんの誕生日を設定すると、妊娠週や赤ちゃんの月齢にあわせて、「今」必要な情報が毎日届く。

産婦人科向け事業では、妊産婦向け動画コンテンツを搭載したiPadをリース契約や月額契約で提供。各ステージにおける妊産婦の様々な不安解消や、沐浴や離乳指導など、テキストでは伝わりにくい指導を動画コンテンツとして用意している。

想定発行株価は3,880円、上場時発行済株数は828,000株。想定時価総額は32.1億円となる。