時給15ドル超に
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ウォルマートは2月18日、2020年11月〜2021年1月期決算を発表した。
- 売上高は前年比7.3%増の1520億ドル
- 営業利益は同じく3.1%増の54億ドル
- 2022年1月期は調整後の売上高、営業利益で伸び率が前年から鈍化する見通し
年末商戦の盛り上がりやコロナ禍での必需品買い込みの動きを受け、4QのEC売上高は前年比69%増。2021年1月期通期の売上高は6.8%増の5552億ドルと過去最高となった。
一方、4Qの最終損益は20億9100万ドルの赤字(前年は41億4100万ドルの黒字)。西友や英スーパーのアズダの売却に関連する費用がかさんだ。
2022年1月期は自動化やサプライチェーンに140億ドル(前年は100億ドル超)を投資し、生産性向上を図る。
あわせて、従業員のうち42万5000人ほどの平均時給を15ドル超に引き上げると発表。対象は主にコロナ禍で需要が高まっているデジタル部門と仕入れ部門とする。