2021年02月17日 07:00
ハイパーカジュアルゲーム
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面白法人カヤックのゲーム事業が好調だ。2020年通期でのゲーム事業売上高は前年比80.6%増の42.1億円。売上全体の48%を占めている。

成長を牽引しているのは「ハイパーカジュアルゲーム(ハイカジ)」だ。その名の通り非常にカジュアルなゲームで、隙間時間にサクッとできるのが特徴だ。

カヤック

中でも人気なのが、指で線を描いて車を駐車させるスマホゲーム「Park Master」。2019年11月に米国でリリースされて以降、グローバルの累計ダウンロード数が7,200万を突破した。

カヤックのハイカジアプリは累計1.4億ダウンロードされており、2021年も年間で3~4タイトルのリリースを計画する。

市場全体でみると、ハイカジへの広告費は急激に増えている。

ironSource Japanによると、アプリ内広告枠への広告出稿額は2019年1月〜2020年5月に、インタースティシャル広告が160%、動画リワード広告は70%成長。ゲームジャンル別では、パズルとアーケードの成長率は100%以上と大きく拡大している。