営業利益3.5倍
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地元情報サイトを手掛けるジモティーが2020年12月期通期決算を発表した。
- 売上高は前年比9%増の13.8億円
- 営業利益は同じく3.5倍の3.1億円
- 業績予想に対する売上高は達成率96%で未達
広告単価が下落したことで売上高は1桁成長に留まった。一方で、コロナ禍で地域情報サイトの必要性が高まったこともあり、PV数は前年比31%増、投稿数も同じく26%増。プラットフォームとして大きく成長した。
PV数が好調に推移していることで、広告宣伝費を抑制。2Qでは営業利益率44%、TVCMを実施した1Qや4Qでも黒字化を果たしている。
ジモティーが掲げる成長イメージは、参加するユーザーを増やし、収益化のシーンを拡大していくというもの。
一ノ矢として「中古品のリサイクル」、ニノ矢で「配送のマッチング」、三ノ矢として「労働力のマッチング」を掲げる。地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる、無駄の無い世界を作るのが目指す姿だ。