デラックス稲垣
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ヤプリが2月15日、2020年12月期(通期)決算を発表。ノーコードでアプリを開発・運用できるクラウド型のサービスを手掛ける。
- 売上高は前年比38.9%増の23.9億円
- 営業損失は5.9億円
- 2021年の通期予想は売上31.75〜32.3億円(32.8〜35.1%増
- 同じく営業損失は9.39〜8.84億円を予想
契約アプリ数は554件(前年比29%増)に拡大。マーケティング用途でのアプリ開発がメインだったが、2020年8月に社内のDXを支援する「Yappli for Company」を開始。
マーケティング活動はオンラインでのウェビナーのほか、TVCMも展開。タクシーやYouTubeなどの媒体も組み合わせた。
顧客数と単価が拡大する中、1%未満の月次解約率を維持している。要因の一つに挙げるのが、2018年より立ち上げたカスタマーサクセスプログラムだ。
今後はモバイルコマースの強化など、新機能の開発・実装を進める。連携サービスを増やしてプラットフォームとしての価値を拡充、さらに強固な立ち位置を目指す。