2021年02月12日 07:00
9,490万人
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ウォルト・ディズニー社が11日、2020年10〜12月期決算を発表。コロナ禍で業績が低迷する中、営業黒字化を実現した。

  • 売上高は前年比22%減の162.5億ドル
  • 営業利益は同じく98%減の4,600万ドル
  • フリーキャッシュフローは6.9億ドルのマイナス

オンライン動画配信サービスを複数展開するDTC事業は有料会員数が合計1億4,600万人に拡大。

Walt Disney

そのうち「Disney+」は9,490万人で前年比3.6倍。「ESPN+ 」も1,210万人(83%増)と拡大し、Huluも合わせて3,940万人(30%増)と堅調だった。

一方で、Disney+のユーザー単価は4.03ドル(前年比28%減)と小さい。北米での平均課金単価が13.5ドル、アジアでも9.1ドルにのぼるNetflixとは隔たりがある。

単価が減少した要因にあるのが、2020年4月にインドで『Disney+ Hotstar』を開始したこと。9月にはインドネシアでも開始し、新興国向けの展開を本格化している。