2021年02月09日 08:00
大人向けガンダム、好調
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バンダイナムコホールディングスが2月8日、2020年4〜12月期決算を発表した。足元は横ばいだが、一部の事業には巣ごもりの追い風が吹いている。

プラモデルやコレクターズフィギュアなどを販売する「トイホビー」事業は、『機動戦士ガンダム』シリーズのハイターゲット(大人)層向けモデルが好調

トイホビー事業のセグメント売上は2,210億円(9.9%増)、利益は355億円(24%増)にのぼった。

バンダイナムコHD

家庭用ゲームなどを展開する「ネットワークエンタメ」事業は、『DRAGON BALL』をはじめ既存タイトルが好調。海外を中心に人気となり、中でも欧州向けが大幅に伸長した。セグメント利益は477億円(31%増)に拡大。

アミューズメント施設などを展開するリアルエンタメ事業はコロナ禍で不調。セグメント損失が97億円にのぼっている。