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丸井グループが2月8日に2020年4〜12月期決算を発表。連結営業利益は286億円(13%減)と5年ぶりの減益だったが、特殊要因を除くと28億円(9%)増益だと説明した。
特殊要因として最大なのはコロナ影響で、小売で52億円、フィンテック事業に17億円のマイナス影響。今期が、前期のコロナ前の基調で推移したと仮定した場合との差だという。
ダメージが大きいのは小売事業で、前年比77%の営業減益。一方のフィンテック事業は4%増益と、業績を下支えした。

カード会員数は711万人に減少(前年同期:714万人)。そのうちプラチナ・ゴールド会員は267万人に拡大した(前年同期:240万人)。
フィンテック取扱高は2兆492億円に拡大(前年同期:2兆29億円)。
そのうちショッピングは1兆6,301億円(前年比4億円増)とほぼ横ばい(外部加盟店:1兆5,787億円、同249億円増)。ECの利用は前年比36%増と伸長し、トラベル・エンタメ利用が同じく48%減と大きく減少している。