全都道府県へ出店達成
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アウトドア衣料品のワークマンが2月8日、2020年4〜12月期決算を発表した。
- 営業総収入は前年比16.1%増の831億円
- 営業利益は同じく23.6%増の201億円
- 通期予想は、営業総収入990億円(前年比7.3%増)、営業利益218億円(同14%増)
新型コロナウイルス禍がアパレル業界に大打撃を与える中、力強い増収増益を達成した。
利幅の厚いプライベートブランド(PB)商品の販売増が寄与した。2Q(10〜12月)でPB比率は67%と、前四半期から15ポイント高まった。
宮崎県への初出店により、全国47都道府県への出店を達成。総店舗数は12月末時点で902店とユニクロの国内店舗数(11月末、815店)も上回る。
一般向け商品を扱う業態「ワークマンプラス」は12月末時点で269店舗と約50店の増加。コロナ禍で高まるアウトドア需要を取り込んだ。
10月には初めて女性客をメインターゲットとする「#ワークマン女子」をオープン。22年3月期末までに10店以上に増やす計画だ。