爆発的成長、その後
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eラーニング教材を提供する「すららネット」が猛烈に成長している。
2月5日に発表された2020年通期決算で、最終損益は前年比764%増の3.79億円で着地した。
- 売上高は前年比44.5%増の16.5億円
- 営業利益は同じく738%増の5.4億円
- 2021年予想は売上19.2億円(前年比16%増)、営業利益3.2億円(同40%減)

直近で伸びているのは学校向けの課金だ。ID数ベースでは33.5万と前年比で10倍に拡大。売上ベースでも2.6倍に膨らみ、中核の学習塾向けを上回った。
「EdTech導入補助金」によって公立学校への導入が爆発的に増加。補助金は2021年3月までのため、今後の成長はひと段落する見込み。
「すららドリル」では自動作問・採点機能も有し、アダプティブなドリルを生徒ごとに用意できる。EdTechで教師の役割も変わりそうだ。