2021年02月08日 08:00
世界へ羽ばたく日本のミシン
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蛇の目ミシン工業という会社をご存知だろうか。1921年に国産化第一号と言われるミシンを完成。以来、100年に渡ってミシンを造り続けている。

ミシンというと、家庭科の授業で使ったきりという人も少なくないはずだ。しかし今、ミシン需要は伸びている。理由はやはり、コロナによる巣ごもりである。

「JANOME」は世界に誇る家庭用ミシンブランドで、世界シェア30%を目指している。直近では、国内のほかロシアやインドでもシェア一位だという。

JANOME

グローバルでのミシン販売台数は50万台。7〜9月期(2Q21)に成長は鈍化したが、10〜12月期(3Q21)に再び加速した。

重要市場とする北米や欧州では、販売機種構成が中・高価格帯にまで波及。高付加価値製品の販売も伸びた。

今時のミシンには大型のタッチパネルもついており、目的の縫い方を柔軟に選択できる。