伸びしろですねぇ
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画像投稿サービスを運営するPinterestは2月4日に発表した2020年10〜12月期決算で、売上高が前年比76%増、7億600万ドルにのぼった。
グローバルでの月間アクティブユーザー数は同じく37%増、4億5,900万人に拡大。そのうち米国外が3億6,100万人(46%増)と成長を牽引した。
ユーザーあたりの売上高(ARPU)は北米で5.94ドル(前年比49%増)、北米以外で0.35ドル(同67%増)という水準。Facebook(北米54ドル)やSnap(同7.2ドル)と比べると差がある。
(注意点:SnapのみDAUベースでの算出)

Pinterestは、Googleとはまた違った形で世間の需要を可視化する。『Pinterest Predicts』は単純なトレンドレポートではなく、「まだ表れてない」トレンドを見られる。2020年の実績では、100つのうち80%が的中した。
2021年、需要増が予想されるのは「インド風リビング」や「日本のバスタブ」。それぞれPinterest上での検索回数が160%、120%伸びている。アウトドア関連も過去最高で、「ハイキングの服装」は2倍、「アウトドアキッチン」は3倍の検索。
「リサイクルショップインテリア」は130%、「ソーラーライト工作」は2倍の伸長。エシカル消費への関心も世界レベルで高まっているようだ。
Pinterestは今後の業績予想について不透明としながらも、1〜3月期の売上について前年比70%台前半の成長率を見込む。時間外株価は7.79%高騰している。