ハロー、KPOPの生まれる場所
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音声系サービスとして成長を続けるのがSpotifyだ。2月3日に2020年10〜12月決算を発表。
- 売上高は前年比17%増の21.7億ドル
- 営業損益は6,900万ドルのマイナス
- 全体MAUは前年比27%増の3億4,500万人に拡大
有料課金数は1億5,500万人(前年比27%増)と、前回予想の上限(1.5〜1.54億人)を上ぶれて着地。広告ベースMAUは1億9,900万人(同30%増)と目覚ましい拡大だ。

営業損益はマイナスだが、フリーキャッシュフローは7,400万ドルのプラス。前年比では56%の減少だ。株価は1日で8%以上下落した。
直近で成長を牽引しているのがインド、米国、西ヨーロッパなどの地域。新規ユーザー獲得の加速において、Podcastの利用が鍵を握っているという。
この四半期に低価格プラン『Spotify Premium Mini』をインドとインドネシアでリリース。Grab(東南アジア)やFlipkart(インド)、Tink(ドイツ)など現地企業との提携も進む。
2月1日には、世界で6番目に大きなエンタメ市場である韓国でも利用可能に。既存プレイヤーがすでにある市場で、どれだけシェアを奪えるか注目したい。