2021年02月06日 08:00
2,850億円の上方修正
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ソニーは2月3日、2020年4〜12月期決算を発表。巣ごもりによる需要増などを背景に、業績予想を大幅に引き上げた。

中でも力強いのがゲーム関連。10〜12月期におけるG&NS部門の売上は前年比40%増の8658億円に拡大した。

注目の『PS5』は11月12日に発売、2か月弱で約450万台を売り上げた。

3か月間のソフト販売数はPS4を合わせて1億本を超え、PS Plus会員数は4,740万人(前年比22%増)、MAUは1億1,400万人に拡大した。

ソニー

G&NSセグメントの営業利益は前年比50%増の802億円に。通期見通しを400億円上乗せした3,400億円(従来予想比13%増)に上方修正した。

音楽分野も好調で、売上2,645億円(前年比22%増)、営業利益597億円(同64%増)と映画分野の苦戦を補った。なんといっても「鬼滅効果」が大きく、ソニーミュージックグループ傘下のアニプレックス社が成長を牽引している。

連結業績の通期見通しは売上8.8兆円(10月予想+3,000億円)、純利益1兆850億円(同+2,850億円)。任天堂もビックリの上方修正である。