PayPay、3500万人突破
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ヤフーを傘下に持つZホールディングスは2月3日、2020年4〜12月期決算を発表した。
- 売上収益は前年比15.0%増の8738億円
- 営業利益は同じく15.1%増の1422億円
- 通期予想は、売上収益が1兆1400億円(前年比8.3%増)、営業利益が1600億円(同5.1%増)
巣ごもり需要の拡大でコマース事業が伸び、増収増益となった。
コマース事業の営業利益は前年比56.3%増の933億円。大規模還元キャンペーン「超PayPay祭」などの販促が寄与した。
PayPayの決済回数は3Q(10〜12月)で5億700万回と前年の1.8倍。1月にはユーザー数が3500万人を突破し、順調な顧客拡大が続いている。
一方、メディア事業は3.2%の営業減益。コロナ禍で企業からの広告出稿が減少したことが響いた。
4Q(1〜3月)はコマースを中心とした事業拡大の機会だとし、販促への積極投資など攻めの姿勢を強める方針だ。