2021年02月02日 08:00
工具にも巣ごもり需要
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工具メーカー「マキタ」が1月29日、2020年4〜12月期決算を発表した。

  • 売上高は前年比18%増の4,412億円
  • 営業利益は同じく29%増の657億円
  • 通期予想は売上5,700億円(前年比16%増)、営業利益820億円(同28%増)

新型コロナが拡大した2019年1〜3月期に生産台数(販売ではない)は低迷したが、その後は大きく持ち直した。

マキタ

牽引しているのは、建築・建設現場における工具需要や「巣ごもり」による需要だ。日本では持続化給付金などによる下支えもあった。

北米では巣ごもりに加え、住宅着工件数の増加も牽引。アジアは徐々に回復傾向にあるが、中国や台湾を除く多くの地域で経済活動が停滞、販売は伸び悩んでいる。