医薬業界での需要増
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動画ソリューション事業などを手掛ける「Jストリーム」が1月28日、2020年4〜12月期決算を発表した。
- 売上高は前年比57%増の93.9億円
- 営業利益は同じく453%増の17.7億円
- 株価は1年前の5倍、時価総額738億円に
- 通期予想は売上119億円(前年比41%増)、営業利益18億円(同229%増)
医薬業界、金融およびその他の業種においてEVC(Enterpries Video Communication)によって企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する。

足元の成長を牽引しているのは「医薬領域」。感染症対策の観点からMRによる訪問、販売促進活動に制限があり、WEB講演会用途のライブ配信売上が複数の顧客において大幅に増加。
関連するWEB制作、映像制作についても堅調に推移した結果、医薬領域向けは前年比2倍を超える大幅な増収になった。
その他の領域も全般的に好調で、教育などに関するニーズが高まった。特に学習塾による利用が大きく伸長。「バーチャル株主総会」に関するニーズも顕在化し、大きな売上増加要因になっている。