過去最大の譲渡案件数
Shutterstock
日本M&Aセンターが1月29日、2020年4〜12月期決算を発表した。
- 売上高は前年比8.7%増の284億円
- 営業利益は同じく10.3%増の142億円
- 通期業績予想は売上330億円(前年比3.1%増)、営業利益150億円(同5.3%増)
通期予想に対する経常利益の進捗率は94.6%と達成目前。コロナ禍にあって力強い業績だ。2022年3月期に達成を見込んでいた経常利益150億円について早期達成を目指す。

中でも目を見張るのが、譲渡案件の新規受託件数(累計)が830件と過去最高に拡大していること。コロナ禍によって事業承継を前倒しするトレンドが拡大、社会全体としてのM&Aニーズが増している。
11月25日には滋賀銀行と大規模オンラインカンファレンスを共催。1日のイベントで約9,000名の申込みがあった。
1月から3月にかけては毎週、生配信セミナーを開催。社長の三宅氏自身が全国の経営者へ向けて、コロナ禍での経営戦略などについて解説する。
競合のM&Aキャピタルパートナーズも10〜12月期の売上39.7億円、営業利益18.1億円と力強い。大型案件の増加により、1Qとして過去最高の売上となった。