年平均50%の拡大を宣言
Shutterstock
電気自動車メーカー「テスラ」が2020年10〜12月期決算(4Q)を発表した。
- 売上高は前年比46%増の107億ドル
- 営業利益は同じく60%増の5.75億ドル
- フリーキャッシュフローは84%増の18.7億ドルに
- 今後は年平均50%ずつの販売台数拡大を目指す
四半期の生産台数は179,757台(前年比71%増)、販売台数は180,667台(同61%増)。年間ではそれぞれ約50万台前後となり、目標としていた水準を達成した。

上海工場ではModel 3を週5,000台以上、年間でも25万台以上生産できるように。この拠点をヨーロッパ、アジア太平洋地域への配送にも活用している。
ベルリンおよびオースティンでは、年内に車両生産を開始する計画。ベルリン工場が稼働すれば、ヨーロッパでのシェアをさらに高められると豪語する。
同じく年内に「Tesla Semi」発売も予定。
株式報酬費用が17億ドルにのぼったにも関わらず、営業利益率(年間)が6.3%にのぼったとアピール。排出権取引による収入は4.01億ドル(4Q)で、これを除いたグロスマージンは20.6%となる。
テスラの株価が高騰しており、時価総額は8,191億ドルにのぼる。時間外取引では現在、3.1%のマイナスとなっている。