2021年01月28日 08:00
年平均50%の拡大を宣言
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電気自動車メーカー「テスラ」が2020年10〜12月期決算(4Q)を発表した。

  • 売上高は前年比46%増の107億ドル
  • 営業利益は同じく60%増の5.75億ドル
  • フリーキャッシュフローは84%増の18.7億ドルに
  • 今後は年平均50%ずつの販売台数拡大を目指す

四半期の生産台数は179,757台(前年比71%増)、販売台数は180,667台(同61%増)。年間ではそれぞれ約50万台前後となり、目標としていた水準を達成した。

テスラ

上海工場ではModel 3を週5,000台以上、年間でも25万台以上生産できるように。この拠点をヨーロッパ、アジア太平洋地域への配送にも活用している。

ベルリンおよびオースティンでは、年内に車両生産を開始する計画。ベルリン工場が稼働すれば、ヨーロッパでのシェアをさらに高められると豪語する。

同じく年内に「Tesla Semi」発売も予定。

株式報酬費用が17億ドルにのぼったにも関わらず、営業利益率(年間)が6.3%にのぼったとアピール。排出権取引による収入は4.01億ドル(4Q)で、これを除いたグロスマージンは20.6%となる。

テスラの株価が高騰しており、時価総額は8,191億ドルにのぼる。時間外取引では現在、3.1%のマイナスとなっている。