腐女子向けゲームがヒット
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1月21日、(株)colyの東証マザーズへの新規上場が承認された。上場日は2月26日を予定している。
- 2020年1月期の売上は33.6億円、営業利益2.75億円
- 今期は3Q累計で売上40.4億円、営業利益12.1億円
- Apple向けの売上が21.9億円で54.3%(今期3Q累計)
2014年に設立され、翌年にモバイルゲーム「ドラッグ王子とマトリ姫」、2016年には「スタンドマイヒーローズ」を開始した。
その後も「オンエア!(2018年)」「魔法使いの約束(2019年)」を展開。女性向けコンテンツの開発を軸に、アプリゲームの提供、グッズ販売などを行う。
保有IPの活用にも取り組んでおり、バンダイナムコアミューズメントや鉄人化計画(「カラオケの達人」運営)、丸井グループと連携。エポスカードにスタンドマイヒーローズのキャラクターを使用し、発行枚数に応じた版権使用料を受け取る。
女性向けスマホゲーム市場は、主人公(ユーザー)と登場キャラの恋愛要素を好む「夢女子」と、男性キャラ同士の恋愛・友情要素を好む「腐女子」に大別されるという。
足元では「魔法使いの約束」が大ヒット。腐女子をメインターゲットとしながらも、幅広い層からの支持を得ているという。何だか面白そうな会社なので、後ほど特集記事としてチェックしたい。