手術支援ロボット「ダビンチ（da Vinci）」を展開するIntuitive Surgicalが1月21日、10〜12月期決算を発表した。

• 売上高は前年比4％増の13.3億ドル
• 営業利益は同じく4.6%増の4.2億ドル
• ダビンチによる手術数は世界で約6％増
• 新型コロナ拡大の影響により、医療機関全体として手術数が低迷

ダビンチ・システムの出荷数は前年比3％減の326件に。システムのインストール数は5,989件と、前年比7％の増加だった。

カテゴリー別では器械・付属品（instruments and accessories）が前年比11％増と牽引。売上は7.47億ドルだった。システムの新規販売による売上は12％減の3.7億ドル。

新型コロナ拡大で医療体制が逼迫する中ではあるが、業績は底堅い。成長鈍化でも株価は右肩上がり、時価総額は939億ドルにのぼる。