2021年01月23日 08:00
次なるステージへ
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Netflixが先ほど、2020年10〜12月期決算を発表した。売上、営業利益ともに予想を上回り、次回予想も強力。時間外株価は現在10%以上も高騰している。

  • 売上高は前年比21.5%増の66.4億ドル(前回予想:65.7億ドル)
  • 営業利益は同108%増の9.5億ドル(前予:8.85億ドル)
  • 有料会員数は2億366万人(前予:2億115万人)
  • 次回予想:売上71.3億ドル、営利17.8億ドル、有料会員2億966万人

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有料会員あたりの平均単価は前年比フラット。純増数は予想を250万人上回り、851万人となった。営業利益率は14.4%と高い。

有料会員の純増数は2020年を通じて3,700万人と、2019年の2,800万人を大きく上回る。純増のうち83%は北米地域(UCAN)以外から。EMEAが41%、その次にAPACが25%と続いた。

(EMEA:欧州・中東・アフリカ、APAC:アジア太平洋)

年間のコンテンツ支出はキャッシュフロー計算書ベースで118億ドル。フリーキャッシュフローは19億ドルのプラスに転じた。2020年は追い風もあったが、2021年は概ねトントン(break even)を見込む。

日々のオペレーションのために資金調達する必要性はなくなったと太字で強調。負債規模を100〜150億ドルで維持しつつ、余剰に稼いだキャッシュは自社株買いで還元する方針だという。