調達した100億円、活用へ
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メディアドゥが1月14日、2020年3〜11月期決算を発表した。
- 売上高は前年比29.3%増の620億円
- 営業利益は同じく57.6%増の21.5億円
- 通期予想は売上850億円(29%増)、営業利益28億円(51%増)
巣篭もり消費での勢いが続く。例年、売上のピークは長期休暇を含む2Q(5〜8月)と4Q(12〜2月)である。

3Qからは追加投資を実行、利益はやや減少。10月に発表した100億円の資金調達も経て、来期からはM&A・提携(75億円)や既存事業への投資(25億円)を加速する方針。
モバイル広告に特化するTapjoyとの業務提携により、電子書籍向けの広告マネタイズサービスも開始。シンガポールでブロックチェーンエンタメPFを手掛ける『PlayMining』運営のDigital Entertainment Asset社にも出資した。
ビジネス書などの要約サービスを手掛けるフライヤーは、マイナビ等から2億円の資金調達を発表。法人プランは2年前の3倍の伸び率で急成長しており、全体では2022年内に会員数120万人(現在は75万人)という目標を掲げる。