巣篭もりの時代
Shutterstock
ゲーミング用途の高機能マウスやキーボードなどを製造するロジテック(Logitech International)が1月19日に2020年10〜12月期決算を発表した。
- 売上高は前年比85%増の16.7億ドル(為替固定で80%増)
- 営業利益(GAAP)は同じく248%増の4.48億ドル
- 営業キャッシュフローは5.3億ドルを稼いだ
- 業績予想は為替固定で57%から60%の増収に上方修正(前回予想は35〜40%増)

ロジテックは巣篭もりによる追い風を全面的に受けた。
ゲームや動画会議、リモートワークと多くの要素が売上を押し上げた。力強い需要によってグロスマージンは45.2%に改善。前年同期(3Q20)は37.1%だった。
製品カテゴリ別で見ると、特に伸びたのがタブレット&アクセサリ(前年比334%増)。オンライン教育需要の高まりを反映している。
PCウェブカムも前年比302%増、動画コラボレーション関連も211%増と力強い。世界中で動画でのオンラインコミュニケーションが生活の一部となった。