大幅増益
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名刺管理SaaSを提供するSansanが2020年6〜11月期の決算を発表した。
- 売上高は前年比21.3%増の76.4億円
- 営業利益は同じく525%増の6.9億円
- 2Q売上は前年比24%増に加速
新型コロナ感染者数は拡大しているが、営業活動の制約などは緩和傾向。売上増により利益率が改善、大幅な増益につながった。

新たな取り組みとして、クラウド請求書受領サービス『Bill One』を開始している。
紙やPDFの請求書を99.9%の精度でデータ化し、オンラインで受領することができる。2020年6月から11月までに契約件数は10.6倍に増加。2022年5月期末までに1,000件以上を目指す。
Sansanはビジネスプラットフォームとしての価値向上を戦略としており、外部サービスとの連携も進める。「Sansan Plus」として、連携機能やコンサルティング会社との協業も。
2021年5月期の通期業績予想は据え置きで、売上高157.7〜163.0億円(前年比18.0〜22.0%増)、営業利益7.6〜10.1億円(同0.0〜33.4%増)と見込む。