リモートワーク普及も追い風
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2020年3月に上場したビザスクが3~11月決算を発表した。 - 営業収益は前年比61.5%増の11.3億円 - 営業利益は114.9%増の1.3億円 - 「ビザスク interview(スポットコンサル)」上振れで通期業績予想を上方修正
コロナ禍でも企業における研究開発や新規事業に関する予算は底堅い。2020年度の研究開発費を明らかにした企業のうち、約8割が2019年度実績以上を計画しているという。
リモートワークの普及により、個人による本業以外での活動も活発化。アドバイザーの新規登録は、2020年3〜11月平均で2,608人/月(前年同期は1,795人)と大きく拡大した。
法人クライアントは前年比54%増の650口座に拡大。国内事業法人・海外顧客の獲得が進み、国内コンサルティング・ファームとの取引関係も良好で1口座あたり取扱高も横ばいを維持した。
個人やスタートアップを対象にした「ビザスクlite」の成長も貢献している。2月にはイベント「Innovation Day 2021」を開催し、広告宣伝費が大幅に増加する見通し。
ビザスクは通期業績予想について、取扱高24.5億円(前期比56.3%増)、営業収益15.2億円(同54.5%増)、営業利益9,000万円(同25.8%増)に上方修正した。