女性の染色体XX
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化粧品などの製造販売を手がける「アクシージア」が、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場予定日は2月18日である。
アクシージア(AXXZIA)は2011年に設立された。『女性の染色体XX』を美の象徴とし、アジア(ASIA → AZIA)の美を発信するとの思いが社名に込められている。
主力ブランドは、エステサロンなど美容施設向けの高価格帯『ルシエル ド ローブ』と、個人向けに販売する中・高価格帯『エイジーセオリー』の2つ。両者ともスキンケアブランドである。
メインは中国向け販売

2020年7月期の売上高は、前年比24.4%増の42.9億円。経常利益は同じく24.2%減の10.8億円だった。一番のポイントは、売上の大半が「中国向け」という点だ。
- 2020年通期売上高の86.1%が中国向け
- アリババのEC『Tmall Global』『Taobao』等を通じた販売が67.6%
- 中国エステサロンの商品取扱店舗数は685店舗(12月末時点)
- 日本では実店舗販売が主流、国内小売の売上は全体の5.4%。国内エステは4.4%
アクシージアは健康補助食品などによる製品ラインナップの拡大も図る。「内外美容」というコンセプトで、化粧品とサプリメントの相乗効果をアピールしている。
強みは「製品開発スピードの速さ」。2019年において20品目の新製品を上市。アンチエイジング分野で毎年10品目を目標として新製品を創出、特定市場内での局所的ナンバーワンを目指すという。
想定発行株価1,360円、上場時発行済株数は25,800,000株。想定時価総額は350.9億円ということになる。