YouTuberのマネジメントなどを手がけるUUUM（ウーム）が2020年6〜11月期決算を発表した。

• 9〜11月の売上高は前年比12.9%増の61.1億円
• 営業利益は同じく29.3%減の2.5億円
• YouTubeから受け取るアドセンス収入は34.5億円（前年比15.8%増）

牽引したのは企業とのタイアップ案件で、前年比24.5%増の18.2億円を売り上げた。11月売上高は前年比73%増で、業界平均の8%増を大きく上回った。タイアップ広告はGoogleに左右されず、自社でコントロールしやすい。

9〜11月の動画再生回数は合計116億回。季節性もあり前四半期からは減少したが、前年比では6%増となっている。

チャンネル数は堅調に拡大、11月末時点で1.3万チャンネルに。チャンネル登録者100万人以上のチャンネルは55チャンネルに増加（前年比9チャンネル増）。

スクウェア・エニックスと『ドラゴンクエスト』シリーズをはじめ複数作品の（ゲーム実況における）著作物使用に関する包括的許諾契約を締結。大手ゲーム会社との著作物使用許諾契約はこれで5社目。

2021年5月期の通期業績予想は据え置きで、売上高286億円（前年比27.3%増）、営業利益8億円（同19.4%減）を見込む。