2020年11月12日 06:29
エンゲージメント向上SaaS
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エンゲージメント経営プラットフォーム『TUNAG』を運営するスタメンが東証マザーズへの新規上場を承認された。創業は2016年。

TUNAGは、「社内制度」を軸としたコミュニケーションを行うことで信頼関係を築き、エンゲージメントを高めるサービス。クラウドツール上で社内制度が一元的に可視化される。

  • 売上は3Q累計で4.4億円、前年通期実績をすでに超えた
  • 経常損益は黒字転換
  • 契約企業数は310社。売上のストック比率は91%に拡大
  • 利用データを分析、改善案を提案する専任コンサルタントも提供

スタメン

直接営業を中心に成長

  • 顧客獲得はWeb広告、イベント出典、荷電による直接営業と、パートナーからの顧客紹介
  • パートナーには業界特化型コンサルや、法人向けの人材関連事業を展開する企業
  • 現時点の契約の大半は自社活動によるもの
  • 大規模企業からの受注も増えており、従業員1,000人以上の企業によるストック収益は、2017年度末から継続的に拡大しているという

2020年5月にはサブスクファンサロンアプリ『FANTS』を開始。TUNAGの企業以外への汎用性に注目して、スポーツやタレントを応援するファンエンゲージメントPFとして展開したものだ。

株式の想定発行価格は800円、上場時発行済株数は8,425,000株を予定。想定時価総額は67.4億円ということになる。