2021年01月13日 08:00
大口向けが牽引
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Shutterstock

勤怠管理SaaSを展開する「チームスピリット」が9~11月決算を発表した。

  • 売上高は前年比21.4%増の6.7億円
  • 営業利益は60.8%増の7,127万円
  • 契約ライセンス数におけるエンタープライズ比率が46%に上昇

契約者数は1,428社(前年比9.2%増)、ライセンスARR(年間経常収益)は22.6億円(同22.6%増)に積み上がった。

中小企業セグメント(SMB, MM)は競争激化で成長率が鈍化する一方、大企業セグメント(GB/EBU)は「三井情報」への新規導入などで前年比43.5%もの拡大。

チームスピリット

月次解約率は契約ライセンス数ベースで0.64%(8月比0.03pt低下)に改善した。

既存顧客からの追加契約も堅調に推移し、アップセルなどを加味した「Net解約率」は-0.59%。ネガティブチャーンを維持している。

大口案件の計上時期が遅れたことで、約2,000ライセンスが2Q(12~2月期)にずれ込み、スポットサポート売上は計画に届かず。運用支援も含めた「プレミアサポート」は前年比14.9%増の5,400万円と、初めてスポットサポートを上回った。