2021年01月13日 08:00
逆風つづく
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『セブンイレブン』などを運営するセブン&アイHDが3~11月決算を発表した。

  • 営業収益は前年比14.0%減の4兆2,768億円
  • 営業利益は10.5%減の2,856億円
  • 11月の国内コンビニ既存店売上は前年比2.4%減
  • 通期予想について営業収益は下方、営業利益は上方修正

スーパーや金融関連も含め、全事業が減収だ。加盟店を含めた「グループ売上」は前年比8.3%減の8兆2,662億円で、計画を220億円ほど下回った。

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国内コンビニ事業は客数減が響く。営業収益は6,945億円(前年比5.3%減)、営業利益は1,824億円(同8.9%減)となった。

国内セブンイレブンは11月末時点で2万973店舗(前年比1店舗減)。そのうち約2,900店舗が家呑み需要をターゲットに酒売場を拡大した「新レイアウト」に移行している。

海外コンビニ事業は売上1兆6,402億円(前年比21.0%減)で減収が続く。ガソリンの収益性改善等で営業利益は798億円(同4.3%増)に増えた。