2021年01月11日 08:00
調剤売上がドライバー
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イオングループのドラッグストア「ウエルシアホールディングス」が3~11月決算を発表した。

  • 売上高は前年比10.8%増の7,104億円
  • 営業利益は34.1%増の330億円
  • 総店舗数は10.2%増の2,202店舗

ウエルシアHD

「日本一のかかりつけ薬局」を目指し、調剤併設やカウンセリング、介護など、利便性を軸とする「ウエルシアモデル」を推進する。

2,200を超える店舗網のうち、調剤併設数は1,595店舗(前年比14.5%増)。 9~11月の調剤売上は前年比13.1%増の440億円で、全品目の中で最も成長率が高い。

食品は前年比9.0%増の519億円で、売上の22.2%を占める。構成比は最大だが、巣ごもり特需が落ち着いて1ケタ成長に鈍化した。

7月には愛媛拠点の調剤薬局2社を買収し、ウエルシア薬局への吸収合併を予定。今後も薬局チェーンの再編は進みそうだ。