ホームセンターの島忠が2020年9〜11月期決算を発表した。

• 営業収益は前年比1.4%減の378.0億円
• 営業利益は同じく0.2%減の23.8億円
• 昨年12月の既存店売上は前年比8.3%増

コロナ禍に関わらず、客数は増えている。2020年の既存店客数は、ほとんどの月で前年比プラスで推移した。唯一マイナスだった9月も、2019年10月の消費増税前の駆け込み需要の反動である。

島忠は「来店してもらうのが最重要」と考え、各地域ごとに異なる顧客ニーズに対応できるよう、既存店の改装やテナント導入などに取り組む。

1月6日をもって島忠はニトリHDの連結子会社となった。ホームセンター大手のDCMと買収を争い、島忠はニトリ側についた。ニトリは12月29日、島忠のTOB（株式の公開買付）が成功したことを発表していた。