2020年11月12日 06:29
まだ伸びるケンタッキー
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ケンタッキー・フライドチキンが躍進を続ける。日本KFCホールディングスが昨日発表した4〜9月期決算は、営業利益が前年比38%増の34億円だった。

  • 売上高は前年比14%増の433億円
  • 最終損益は同じく15.5%減の16億円
  • コロナ懸念による持ち帰り・配達需要の高まりを受けて増収となった

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デリバリー需要などが業績を下支え

  • デリバリー実施店舗は312店舗に拡大(9月末時点)、QRコード決済を全店舗に導入
  • ETCを活用した決済に関する実証実験にも参加
  • 既存店客単価が年初以来一貫して前年比プラスとなり、業績を牽引

日本KFCホールディングスの店舗数は1,134店舗。そのうちデリバリー実施店舗はまだ27.5%に過ぎない。6月末時点のデリバリー実施店舗は264店舗だったから、3か月で48店舗も増えた。

業績予想の上方修正も発表した。売上は850億円から865億円、営業利益は50億円から60億円へと修正。3Q以降も日常利用の推進をベースに前年を上回る売上を見込む。