2021年01月07日 08:00
任天堂、会社を買う。
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任天堂が珍しく、会社を買収する。相手は『ルイージマンション』シリーズの開発に携わってきたNext Level Games(NLG)だ。

NLG社は2002年の創業。カナダのバンクーバーに本拠をおき、15年以上もの間、任天堂のゲームタイトルを開発してきた。『ルイージマンション3』は783万本を販売した大ヒットタイトルだ。

オーナー役員や従業員が全ての株式を保有してきたが、一部のオーナー役員が株式の売却を希望してきたため、これを任天堂が取得することになった。取得日は3月1日を予定。

任天堂によるゲーム開発会社の買収は、2007年のモノリスソフト買収以来。モノリスソフトは『ゼノブレイド』シリーズのほか、『あつ森』の部分受託も手がける。

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「マリカー」はおしまい

全くの別件だが、2020年末には公道カートのレンタルサービスにおける任天堂IP(マリオなど)利用行為に対する裁判が勝訴で確定した。

相手取ったのは株式会社マリカー(現:株式会社MARIモビリティ開発)。被告らに対して、不正競争行為の差止と、5,000万円の損害賠償金の支払いが命じられた。