米国ユタ州から世界へ
Strainer
2002年、米国ユタ州で創業したクアルトリクス(Qualtrics)。
彼らが提供するのは、オンラインのアンケートツールなど。一連のサービス群を「エクスペリエンス・マネジメント(XM)」と呼び、自らをパイオニアとしてアピールする。
2018年に新規上場を申請してから、上場直前に大手ITベンダーのSAPが80億ドルで買収。それから2年後、再度の上場申請となった。
2018年6月時点での業績数値を見ると、その優良ベンチャーっぷりがうかがえる。
売上高は9,700万ドル(前年比40%増)と高成長が続くが、営業損益はトントン。営業キャッシュフローは一貫してプラスを保ってきた。
現代において、あらゆる領域で最低限のサービスを受けるのは難しくない。そこで差を生むのは「顧客体験」である。
クアルトリクスは2021年、注目したいIPO企業の一つだ(まだ少ないけど)。その成長の軌跡を昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。