2020年12月30日 08:00
年初から株価4倍
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セキュリティ領域で注目されるCrowdStrikeが発表した8〜10月期決算は、最終損益が2,453万ドルの赤字だった。

  • 売上高は前年比86%増の2.3億ドル
  • 営業損失は0.2億ドルに縮小
  • Non-GAAP営業利益1,890万ドルで黒字、3ヶ月で2.4倍

サイバーセキュリティに対する需要が高まる中、CrowdStrikeの顧客数は前年比85%増の8,416社に拡大した。7~9月期の顧客純増数は1,000社を突破。

CrowdStrike

4つ以上のモジュールを導入している顧客の割合は61%に上昇、6つ以上は22%まで拡大。既存顧客からの売上変動を表すネットリテンションレートは124%という高水準

8月にOkta、Netskope、Proofpointと4社連合を組成、主に大企業をターゲットとした統合ソリューションを開始した。

9月にはリアルタイム・アクセスコントロール等を提供する「Preempt Security」を9,600万ドルで買収。同社が掲げる「ゼロトラスト・セキュリティ」戦略を加速させる。