圧倒的雇用体
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2020年、大きな追い風を受けた企業の一つがAmazonだ。
インターネット通販はもちろん、AWSや動画配信など多くの事業が巣篭もり需要によって莫大な追い風を受けている。
- 2020年7〜9月期の売上高は961億ドル(前年比37%増)
- 同じく営業利益は62億ドル(同96%増)
- 現在の株価は年初来安値から2倍近く上昇し、時価総額は約1.6兆ドルに
Amazonの動きの中で特に際立つのが、積極的な採用だ。
物流キャパシティ(fulfillment network capacity)を増やすため、2020年2月以降に25万人を超えるフルタイムとパートタイムの従業員を雇用した。
急拡大しているのが物流コスト(Worldwide shipping costs)だ。7〜9月期の3ヶ月間だけでも151億ドル(前年比57%)となった。
11月17日からは、デジタル薬局サービス『Amazon Pharmacy(アマゾンファーマシー)』を開始。オンラインで処方薬を注文でき、米国のプライム会員向けにジェネリック医薬品(最大80%引き)やブランド医薬品(同40%引き)を提供する。