2021年01月04日 08:00
どっちなんだい?
R4egs3wc8k4jaumywvgaug
Shutterstock

米クアルトリクス(Qualtrics)が12月28日、ナスダックへの新規上場申請書類を提出した。

クアルトリクスはアンケートプラットフォームなどを展開する会社で、2002年創業。当初は大学向けにサービスを提供していた。

2018年にも新規上場を申請していたが、上場する直前に大手ITベンダーのSAPが80億ドルで買収。

Qualtrics

それから2年経過し、ふたたび新規上場を申請することになった。売上規模は1.93億ドル(2020年7〜9月期)と、2018年4〜6月期の9,715万ドルから倍増。

営業損失は8,199万ドルと大きい。費用の大半を占めるのはセールス・マーケティング費用で、四半期あたり1億ドルを超える。

彼らが展開するのは「エクスペリエンス・マネジメント(XM)」と呼ばれるカテゴリ。「エクスペリエンス・エコノミーが組織の運営方法を変える」と豪語している。

クアルトリクスについては、単一の記事で掘り下げることしたい。