ソニーは新型ゲーム機『PlayStation 5（PS5）』をインドでも2月2日に発売することを発表した。

AmazonやFlipkart、Croma、Reliance Digitalといったサイトでは1月12日から予約注文も可能だ。日本では2020年11月12日に発売され、その手に入りづらさが話題になってきた。

発売されたのは、ディスクドライブを搭載したモデル（税別4万9980円）のほか、非搭載のデジタル・エディション（税別3万9980円）。初週の国内販売数量は11.8万台。発売から2日で32.2万台を売り上げたPS4と比べ、はるかに供給が少なかったことが分かる。

背景にあるのは、マイクロソフトの『Xbox Series X』との競争だ。ただでさえ需要の膨らむ年末商戦、市場の大きさを考えれば、北米市場を優先するのは仕方ない部分もある。

そんな中、発売が遅れてしまったのがインド市場向けだ。10月には個人が先に商標登録していたことが報じられていた。

両端末ともに、「転売屋」の存在が問題視されている。ゲーム機本体に対してソフトの販売がふるわない点についても指摘されている。