2021年01月01日 08:00
暗雲晴れず、転落へ
Itsrllindlbamo vsiqvga
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ファーウェイ(Huawei)は米中の貿易摩擦に挟まれたままだ。

アメリカ政府は2019年5月、「エンティティーリスト」という事実上の禁輸リストにファーウェイを加えた。同月、GoogleはファーウェイへのAndroid更新をストップ。新製品へのAndroid搭載もできなくなった。

これにより、Huaweiは次世代通信規格「5G」のアメリカでの覇権争いから完全に締め出されてしまった。

2020年9月にはアメリカの技術を活用して作る半導体について、国外で製造されるものも含めてHuaweiへの供給を認めない規制を導入した。

半導体大手のクアルコムは11月、アメリカ政府からHuaweiへの4G向け半導体製品の販売許可を得たと発表。

一筋の光が見えたと思ったものの、Huaweiは同月にサブブランド『Honor』ブランドを売却することを発表。 2021年、ファーウェイのスマホ市場シェアは大幅に下がる可能性が高い。