2021年01月01日 08:00
マー大変
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アリババグループの2020年7〜9月期決算は、最終損益が265億元(≒4,200億円)で、前年比63%の減益となった。

  • 中国コアコマース売上が955億元で、特需の大きかった1Qから反動減
  • 海外など他コマース部門は355億元(前年比39%増)と拡大
  • コマース以外の売上は241億元(36%増)
  • モバイルMAUは8.81億人(12%増)

Alibaba

業績は堅調だが、アリババグループは巨大になりすぎた。今後も急成長を続けるのは容易ではない。

傘下にあるアント・グループのIPOは、史上最大のIPOになることが予想された。しかし、11月3日に延期が発表。中国当局によるフィンテックの新たな規制導入や、創業者ジャック・マー氏などを対象にした聴取が行われている。

中国当局は12月24日、アリババグループを独占の疑いで調査すると発表。問題視されているのは、加盟店に対して他プラットフォームへの参加を禁じる「二者択一」とよばれる慣習である。