2026年09月11日 14:51
「おやつは削り、フードは削らない」米ペットEC大手Chewyに見る消費者行動の今
決算資料より

Chewyは米国のペット用品EC大手です。フードや用品の物販に加え、処方薬を扱う薬局、自社運営の動物病院「Chewy Vet Care」も展開。ペット関連の事業をひとつのエコシステムとして手がけています。中核は定期購入サービス「オートシップ」で、アクティブ顧客は2170万人。決算期は1月末で、2027年1月期の通期売上高見通しは134.6〜135.7億ドルです。

同社は9月9日、2026年5〜7月期の決算を発表しました。売上高は33.3億ドルで前年比7.3%増、買収したSmartPakとModern Animalを除くオーガニック成長率は5.7%でした。調整後EBITDAは2.27億ドルで、マージンは6.8%とガイダンスの6.3〜6.4%を上回りました。決算発表後の株価は10%以上の急落となっています。

スミット・シンCEOは「ペット市場の消費者環境に意味のある回復は見られなかったが、さらなる悪化も見られなかった」と総括。通期の調整後EBITDAマージン見通しは下限を引き上げて6.7〜6.8%に絞り込まれ、中央値では9.12億ドルの調整後EBITDAを見込みます。