中古車TVオークションを開拓したオークネットが好調、近年は個人向けチャネルを強化中
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循環型社会への関心が高まる中、モノの二次流通を支えるインフラとしての役割を担いつつあるのがオークネットという会社です。同社が手がけるのは、BtoBを中心としたオンラインオークションの運営。自社で在庫を持たないプラットフォーム型の事業モデルにより、右肩上がりの成長を実現してきました。
最大の特徴は、現物をオークション会場に持ち込まずに取引を行う独自のビジネスモデルにあります。1985年に世界初の中古車TVオークションを開始して以来、商品の状態を正確に検査・評価(グレーディング)。その「情報」を信頼の担保として取引を成立させる仕組みを構築してきました。
取り扱い商材は「中古車」にとどまらず、多岐にわたる領域へ拡大。バイクや中古スマートフォン、パソコン、ブランド品、医療機器の流通も手掛けています。特に近年は、デジタル機器やファッションアイテムの流通量が拡大傾向。業績も好調で、2025年の営業利益は90億円を突破する見込みです。
果たしてオークネットとはどのような会社で、いかに成長してきたのか。モノの価値が高まり続ける現代において、どんな展望を描いているのでしょうか。今回の記事では、同社の開示資料を読み解きながら、オークネットの成長戦略を紐解きます。