2025年10月10日 12:32
「非競」を掲げるユーソナーが新規上場へ。1,250拠点の法人DBで売上60億円超
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BtoBマーケティング支援事業を手がけるユーソナーが2025年9月11日、東証グロース市場への新規上場を承認されました。想定時価総額は165億円、上場日は10月17日を予定しています。

ユーソナーは「固有名詞で社会を支える」を企業理念に掲げ、国内最大級の企業データベース「LBC(Linkage Business Code)」を構築。営業活動やマーケティングに課題を抱える法人向けに提供してきました。

独自に構築した「LBC」は、日本全国に存在する約1,250万もの事業拠点情報を網羅。企業の支店や工場といった拠点情報が、本社の情報に紐づけて整理されています。利用企業は顧客データの関係性を可視化でき、取引実態の正確な把握や、新たな営業戦略の立案が可能となります 。

同社は1990年に(株)ランドスケイプとして設立され、ダイレクトマーケティング事業を開始。2013年に「ユーソナー」の提供を開始し、2022年に現社名へ変更。2024年には売上60億円、経常利益9億円を突破しました。今回は、そんな同社について紹介します。