Bumble、2月に上場へ?
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「マジメな」デートアプリとして展開する米Bunbleが、極秘に上場申請書類を提出したようだ。 上場予定は来年の2月だそうで、奇しくもバレンタインシーズンに重なる。
Bumbleは2014年、ウィットニー・ウルフ(Whitney Wolfe Herd)によって創業された。
彼女はTinder創設者の一人で、サービス名を実際に考えた人物だとも言われる。マーケティング幹部として活躍するが、元恋人のCEO(当時)から脅迫を含めたセクハラを受けたとして提訴。
Tinderを去った後、立ち上げたのがBumbleだ。自身の体験から「女性主導」のマッチングサービスを作ることを着想する。
スワイプによってマッチングするまではTinderと同様だが、最初のメッセージは女性からしか送れない。24時間以内に会話が始まらなければ、そのマッチは自動的に無効になる仕組みだ。
女性ファーストにすることで、男性側が送りつける下品な写真は避けられる。 日本でもサービスを展開しており、友人関係やビジネス用途でも訴求している。
Bumbleの成長は目覚しく、開始1年で登録者数100万人を突破。2017年にはTinder運営元のマッチグループが4.5億ドルで買収しようとして失敗。登録者数はこの時点で1,800万人を超えていた。
その後、Bumbleの評価額を10億ドルを超えるが、マッチグループは依然として買収の打診を続けた。それが叶わないとみるや訴訟にシフト。これに対し、Bumble側も訴訟で応じた。
2020年7月には登録ユーザー数が1億人に到達。マッチングサービスでこの規模は、世界有数と言っていい。